2009年7月29日。
プラハから、憧れのチェスキー・クルムロフへ、の巻。
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プラハの宿をチェックアウトした後は、バスターミナルのあるRoztylyへ向かう。
まだまだ時間はあったけれど、とにかく、脚が棒のようだったので、向かう。
バスターミナルの近くでお昼でも・・・、と思っていたけれど、何もお店がなく、駅のコンビニで買ったサンドイッチとバニラ風のミルクみたいな甘い飲み物でランチ。
灼熱のバスターミナルで小一時間バスを待つ・・・。
15:15 バス到着!
3時間もあるから日記でも書こう~、と思っていたけれど、ぐっすり寝てしまった。
***
18:50 チェスキー・クルムロフ到着!
こじんまりしていてとてもかわいい街!
現在地を見間違え、通常10分のところ、1時間もかかってぎりぎり20時前に今日の宿”Krumlovhouse”に到着。(アホ・・・)
↓ 長ーーーい平屋なんです。かわいいでしょ?
宿のお兄さん(Emma)はとてもいい人だった。
そしてようやく荷物から解放され、散歩に出る。
とにかく喉が渇いていたのでスーパーでペットボトルの水を購入!・・・と思ったらうっかり変な甘い炭酸水を買ってしまった・・・。(私は炭酸水がニガテ)
ひえー、がっかりー。涙
がっかりながらも炭酸水を飲みながら広場のベンチで日記を書き、ちょっとウロウロして宿に戻る。
一人、宿にまで着いてこようとする変な若者に捕まったけれど、「宿でお父さんが待ってるから(ウソ)。うちの父めちゃくちゃ門限に厳しいんですよ」と必死で阻止しました。
怖い父親を持っていると、こういうとき魔除け(笑)に使えてありがたいです。
つかれたー!けど、シャワーを浴びてちょっと復活。
明日は3日目にしてようやく移動せずゆっくりできる日。
なにしようかなー。
— 4日目 チェスキー・クルムロフの1日に続く。 —
→ 「チェコ・オーストリア・スロベニアの旅」をはじめから読む方はこちら。
2009年7月29日。
プラハを半日で大満喫、の巻。
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午前5時起床。
ほんとうは1回目起きたらまだ午前2時半でした・・・。早すぎ。
6:30ごろ、メトロの”Malostranska”で降りてプラハ城のほうへ歩く。
朝のプラハは肌寒くて、カーディガンを着てちょうどいい(けど地元の人は半分ぐらい半そで)。
↓ 京都って、中国だったって知ってました?
私、今までパスポートも持たず毎日京都に密入国してました。笑
昨日行けなかったカレル橋へ行ってみる。
早朝のカレル橋は人が少なくてとてもすがすがしい!
朝もやがかかって東岸の建物がシルエットになっていてとってもきれいだった。
早起きしてよかった~!
早起きは三文の得どころか、プライスレス・・・!!
橋では、旅行中の親子の写真を撮ってあげる。
京都(の近く)から来たというと”I love Kyoto!!”と言っていた。
2006年に行ったらしい。どこから来た人か聞くの忘れた・・・。
あんまりすがすがしかったので、橋にはつい1時間以上もいてしまった。
*****
8:30 スーパーで、お菓子とのむヨーグルト、牛くんのチーズを買い、公園のベンチで朝ごはん。
あれ・・・主食買うの忘れた・・・。
そして、いったん宿に戻ってチェックアウト。
プラハ城に向かう。
10:30 プラハ城入り口到着。
入り口の微動だにしない兵隊さん2人が気になる・・・。
動かないのでとても描きやすいけど・・・。
顔かゆくなったりしないのかなぁ。心配だなぁ。
そこから10分ぐらい歩くと、今回の旅の大きな目的のひとつでもある聖ヴィート大聖堂に到着。
思っていた以上に大きくて立派な建物でびっくり!
入り口のほうにまわると列ができていたので5分ぐらい並んで中へ。
聞いていたとおりステンドグラスがいっぱいでとてもキレイだった。
あまりの綺麗さにじーんとしてしまい、建物の中を3周もしてしまった。
本当に、ずっとそこに立って見ていたいぐらいだった。
こんなに美しいものを作り出せるんだと思うと、人間ってすごいなぁ。
絶対にまた来よう!
*****
そして、さらに歩いていくと、兵隊さんのいる別の門に出る。
どうやらさっき入ってきた門が裏門で、こちらが正門の様子。
正午には兵隊さんの交代式があるようなので、門の前でちょっと待つ。
門の前では微動だにしない兵隊さんだけど、その係の人以外は普通に談笑したりしている。
↓あれ・・・?
左から2番目の人、普通のオッサンでは・・・?笑
そして正午になるとラッパの音楽つき交代式。
暑くてあまり覚えていないので省略。
メトロで宿に戻り、預かってもらっていた荷物を受け取り、宿のお姉さんにお礼を言って、バスターミナルのあるRoztylyへむかう。
さて、次はいよいよ憧れの街、チェスキー・クルムロフへ向かいます。
— 3日目 プラハからチェスキー・クルムロフへに続く。 —
→ 「チェコ・オーストリア・スロベニアの旅」をはじめから読む方はこちら。
生まれて初めて奈良県に行ってきました。
近畿2府4県の中で唯一行ったことがなかった奈良。
奈良にだけ行ったことがないのはうすうす自分でも気付いていましたが、
京阪神に比べて圧倒的に地味な印象の
奈良・滋賀・和歌山の中ではいちばんおしゃれな県だと思うと、
滋賀県人としてのプライドがメラメラしてしまい、見て見ぬふりをしてきたのです。
(お互い海のない盆地で歴史的建造物が多いという共通点も、より対抗心を煽ります。)
でも、今回ひょんなことからあっさり奈良に初上陸。
私は1秒で奈良を大好きになってしまいました・・・。
もう、帰りには奈良に住んでもいいかなーとまで思ってしまう始末。
近鉄線で京都にも通えるし・・・とリアルな妄想をしてしまうほど、奈良を気に入ってしまいました。
(来年あたり本気で引っ越してたらすみません。。。)
空気がのんびり、ゆったりしていて古い町並みと緑が多く残っているところが、
滋賀県人の県民性にもぴったりマッチして、実は滋賀県人とはとても相性のいい県なんじゃないかなーって思いました。
まずは、妹に薦められて、ずーっと行きたかったカフェ、「くるみの木」へ。
森のように心地いい庭がある一軒家カフェ。
since 1984。カフェは私ともほぼ同世代です。
開店前に行ったのに、庭のベンチでくつろいでいて並ぶのを忘れていたため2時間以上待ちました。
「つばめ食堂」の世界から飛び出してきたような
おしゃれでゆったりした雰囲気の大人の女性が何人か待っていらして、こっそり見つめてしまいました。
もたいまさこサンのような方もいたよ☆
待っている間に併設されている雑貨屋さんでお買い物。
お店の雰囲気にぴったりの、センスのいい雑貨たちが並んでいて、楽しすぎて、待ち時間もあっという間です。
かわいい鹿のバッヂが売っていました!
対抗して滋賀でも琵琶湖バッヂつくらないと・・・(←かわいくなさそ・・・)
お菓子のパッケージもシンプルかつおしゃれ!
そして、順番が来て、頼んだごはんは、「たっぷりきのこの和風ドリア」と「タコとセロリのピッツァ」。
ドリアはきのこの風味と粒々感のあるアルデンテなごはんが絶妙にマッチして新鮮なおいしさ。
サラダの野菜もシャッキシャキでみずみずしい。
ピザはもちっとしていてセロリのシャキシャキとのコンビネーションが抜群でした。
タルトマニアな私のデザートはもちろん、フルーツタルト!
大人気のカフェですが、テーブルは広々とした店内にゆったりと配置されていて、店員さんもとても丁寧に接してくれるので、混んでる感がなくすごくリラックスできました。
そして、おなかいっぱいになった後は、奈良公園へ。
道の真ん中で自由にうんこしています。
鹿のつまさきは、うんこを踏まないように、とても細くできています(私の仮説ですが)。
東大寺。
今までベタな観光地のようなイメージしか持っていなかったのですが、私はこの大きな建物がとても好きになりました。
大仏がいるだけあって、天井もとても高いです(天井高い建物だいすき)。
暮れなずむ奈良公園。
つめの先のように細い月と金星がとってもきれいで思わず立ち止まりました。
そして若草山をダッシュで駆け上がり、ダッシュで下山。
寒かったからダッシュしました。アスリートの高地トレーニングの気分が少しだけ味わえました。
そして、奈良のセンター街的なエリアでばんごはんとコーヒーのはしご。
中心的なエリアのはずなのに、20時を過ぎたらほとんどのお店が閉まっていました。。。
滋賀でももうちょっと遅くまで開いているんだけどなぁ。
でも、きれいな昔ながらの日本の家が立ち並び、おしゃれなカフェや雑貨屋さんがちらほら目に入る町並みはとても素敵でした。
今度はお昼に来よう。
商店街にはせんとくんがいっぱいいました。
ほらっ。
でも、裏側から見ると・・・
あれっ、まんとくん・・・!?
この二人、ライバル関係だと思っていたけれど、意外となかよし・・・?
奈良を盛り上げようという共通の志が二人の距離を急速に縮めたのだろうか。
さらにはなーむくんという謎のキャラクターもいるそうで・・・。
奈良のキャラクター戦国時代の一端を垣間見た気がしました。
もう、こんなにいるのなら、せんとくん、まんとくんに続いておくとくんも作ってしまえばいいのに・・・。
と思い、帰りの電車で、新キャラクターおくとくん(架空)のあるべき姿、目指すべき方向性を考えていました。
せんとくんは大衆に迎合しない、パンキッシュなソウルと、バッシングをものともしない強い精神力が魅力のキャラクター。
「きらい、きらいと思っていたけど・・・、気づいたら私、あの人のことばっかり考えてる・・・」というふうに、
第一印象がよくない分ちょっとがんばっているだけですごくいい人に見え、知らず知らずのうちにみんなに愛されているという、オトクキャラ。
一方でまんとくんは、せんとくんとは違い、子供、かわいいもの好きの女子をはじめとした多くの人たちの心をひきつけるキャッチーで普遍的なかわいらしさを持ったキャラクター。
でもそんなかわいらしさが、媚びにも見えて、かわいい顔をして実はしたたかだなぁと思われる可能性もある、ちょっとかわいそうなキャラ。(万人に愛されそうなキャッチーなキャラの宿命ですね。)
相反する魅力を持ったせんとくん、まんとくん。。。となるとおくとくんはどういうポジションに立つことが求められているのだろう・・・(だれも求めてない)と考えているうちに寝てしまい、さっき1分でてきとうにおくとくんを考えました。
特にコンセプトはありません。
奈良の人は何にでも鹿を持ち出したがるようなので(滋賀におけるびわ湖みたいなものですね・・・)、角はいちおうつけてみました。
おくとくん・・・私が考えなくても全国に1万2千人はいるであろう、駄洒落好きの人たちのうちのだれかがすでに考えていそうです。
せんと、まんと、ときたら次はおくと!って、もうすでに200人ぐらいの人が考えていそうです。
おくとだけに、オクトパスだな!って、もうすでに150人ぐらいの人が考えていそうです。
その150人ぐらいの人たちと集まって飲み会をしたら、けっこうたのしそうだな~、って考えています。
↑
さっきワインの試飲をしすぎたので、今日の文章はテンションがおかしいかも・・・。
すみません。
試飲会場のおじちゃんに「ここのワインめっちゃおいしいですね!!」と言ったら次々注いでくれたのです。
おじちゃんありがとう。
去年の12月に途中まで書いて下書き保存したままだったプラハ日記、ついに再始動。
だらだらしすぎました~。次の旅までには書き終えるぞぅ!
7月28日。
乗り換えのイスタンブールを駆け足で楽しんだ後は、1つ目の目的地、チェコ・プラハへ。
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11時30分 ターコイズ色の座席がかわいいトルコ航空の飛行機でイスタンブールを出発。
機内食のグリルチキン(カレー味)がおいしかった!
そういえば朝3時からごはん食べてなかった・・・。
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13時 プラハ着。
空港で、24時間約600円で乗り放題のメトロ+バスカードを買って、
119番の市バスに乗る。
20分ぐらいで今夜の宿のあるDejviceに到着。
プラハの宿は、”welcome hostel Dejvice“。
受付のお姉さんがとてもいい人だった。
学生寮の一人部屋で、部屋はとてもシンプルで少し殺風景だけれどきれい。
1泊1200円ほどで、交通の便もいいので、満足。
15時ごろ 荷物を置いて出かける。
地下鉄のMustecという駅で降りてみる。
割と中心的なエリアなのかな?様子見がてら、ふらふら散歩してみることに。
いつの間にか、一駅分歩いていて国立博物館前に到着。
スケッチをしながら、次どうするか考える。
↓雑なスケッチ
トルコで出会ったマツオさんが、プラハに小高い山があって町全体を見渡せる・・・というようなことを言っていたのを思い出して、地図を見てみると、マラー・スラトナという山っぽいエリアを発見。
そこへ向かってみることに。
*****
トラムでマラースラトナの近くまで行ったら、ケーブルカーで山の上へ。
5分ほどで山の上へ到着。
バラや芝生がとてもきれいな公園です。
あまりの心地よさに芝生でだらだら寝てました・・・。
その後は展望台へ。
意外とすぐに、5分ぐらいで頂上に到着!
オレンジ色のプラハの街並みが見渡せます。
ここの売店で買ったジュースがすこ・・・しも冷えていなくてぬるかった・・・。
そしてひと休み後、19時のケーブルカーで下山。
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下山後は、トラムとメトロでFlorencへ行き、明日のチェスキークルムロフ行きのバスのチケットを購入。
ちなみに3時間ぐらいかかる道のりなのに、チケットは1000円ぐらいととても安いです。
また博物館前に戻り、ウロウロ晩ご飯を食べるお店を探す。
結局旧市街広場のティーン教会が見えるレストランでチーズソースのパスタを食べる。
やってきたのを見てビックリ。でかいー!!
味はまぁまぁでしたが、175kc(約1000円)で、このボリュームで、いい眺めつきなのでOKかな。
ちょうど周りが暗くなっていく時間だったので、変わっていく空の色と街の灯りの様子を楽しみました。
22時、メトロで宿に帰る。おやすみなさいー。
— 3日目 カレル橋とプラハ城に続く。 —
→ 「チェコ・オーストリア・スロベニアの旅」をはじめから読む方はこちら。
日帰りで、鳥羽・伊勢に行ってきました。
小学校の修学旅行以来、十数年ぶりです!
私の住んでいる滋賀県と、鳥羽・伊勢のある三重県は隣の県なのですが、距離的にはけっこう遠くて、電車で3時間ぐらいかかるので、行きたい行きたいと思いつつ長い間行けてませんでした。
思い切って行ってみたところ、距離は確かに遠いのですが、近鉄特急で京都から一本(しかも指定席で快適)ということで予想以上に楽に行けました☆
まずは鳥羽水族館へ。
写真は入ってすぐのところにある、壁一面の大きな熱帯魚の水槽「コーラルリーフダイビング」。
黄色や青の、色鮮やかな魚たちがのびのびと泳いでいます。
水槽のそばで見ていると、ほんとうに南国の海の中にいるみたいな気分になれます。
ずっと見ていても飽きないので、これだけのために鳥羽水族館に来て、1日見ていてもいいなぁと思いました。
今まで「いつかはやってみたいかもー」程度だったダイビングへの興味がぐんと高まりました!
こんどよしいさん(ダイビングの先輩)にいろいろ聞いてみよう。モルディブにも行くぞぉ。
アシカ&セイウチショーもおもしろいし、レストランからは海が見渡せるし、鳥羽水族館、予想以上のすてきスポットです。
クラゲの展示もとても不思議できれいでした。
でもあまりに透き通っているのできれいに写真にとれず・・・。
透明のミズクラゲ、きれいだったな。。。
こちらはクリオネ。
こちらも透き通っていて小さいので、撮るのに苦労しました。
よく見るとネコの妖精みたいな形してるなぁ。
ひととおり見終わった後で、すっかりお気に入りになった、「コーラルリーフダイビング」で再びうっとり。
その後は電車に乗って伊勢神宮へ。
伊勢市駅で降りて、まずは外宮、そのあとバスに乗って内宮へ向かいます。
内宮では森の中に鹿がいました!
にわとりも!しかもなぜか木に登っている・・・!
伊勢神宮は緑がいっぱいでとてもいいところでした!
樹齢数百年の大木がいっぱいあって、きれいな川もすぐそこに流れていて、すがすがしさ満点です。
近くに住んでいたらしょっちゅう行くだろうなぁー。
そして、内宮そばの商店街、おはらい町をぶらぶら。
江戸・明治時代の昔ながらの建物が移築されていたりするようで、街並みを眺めるのも楽しかったです。
ここで買って帰った虎屋のいちごういろがすごくおいしくて感激でした。
いちごのジューシーな風味がぎゅっとつまっていて、ぷるぷるしていて、家族にも大好評!
日持ちしなくて、おすそわけしにくいのが残念ですが・・・。
また行ったら買おうと思います。
近くて遠い、伊勢・鳥羽はとても楽しいところでした。
また行きたいです☆