生まれて初めて奈良県に行ってきました。
近畿2府4県の中で唯一行ったことがなかった奈良。
奈良にだけ行ったことがないのはうすうす自分でも気付いていましたが、
京阪神に比べて圧倒的に地味な印象の
奈良・滋賀・和歌山の中ではいちばんおしゃれな県だと思うと、
滋賀県人としてのプライドがメラメラしてしまい、見て見ぬふりをしてきたのです。
(お互い海のない盆地で歴史的建造物が多いという共通点も、より対抗心を煽ります。)
でも、今回ひょんなことからあっさり奈良に初上陸。
私は1秒で奈良を大好きになってしまいました・・・。
もう、帰りには奈良に住んでもいいかなーとまで思ってしまう始末。
近鉄線で京都にも通えるし・・・とリアルな妄想をしてしまうほど、奈良を気に入ってしまいました。
(来年あたり本気で引っ越してたらすみません。。。)
空気がのんびり、ゆったりしていて古い町並みと緑が多く残っているところが、
滋賀県人の県民性にもぴったりマッチして、実は滋賀県人とはとても相性のいい県なんじゃないかなーって思いました。
まずは、妹に薦められて、ずーっと行きたかったカフェ、「くるみの木」へ。
森のように心地いい庭がある一軒家カフェ。
since 1984。カフェは私ともほぼ同世代です。
開店前に行ったのに、庭のベンチでくつろいでいて並ぶのを忘れていたため2時間以上待ちました。
「つばめ食堂」の世界から飛び出してきたような
おしゃれでゆったりした雰囲気の大人の女性が何人か待っていらして、こっそり見つめてしまいました。
もたいまさこサンのような方もいたよ☆
待っている間に併設されている雑貨屋さんでお買い物。
お店の雰囲気にぴったりの、センスのいい雑貨たちが並んでいて、楽しすぎて、待ち時間もあっという間です。
かわいい鹿のバッヂが売っていました!
対抗して滋賀でも琵琶湖バッヂつくらないと・・・(←かわいくなさそ・・・)
お菓子のパッケージもシンプルかつおしゃれ!
そして、順番が来て、頼んだごはんは、「たっぷりきのこの和風ドリア」と「タコとセロリのピッツァ」。
ドリアはきのこの風味と粒々感のあるアルデンテなごはんが絶妙にマッチして新鮮なおいしさ。
サラダの野菜もシャッキシャキでみずみずしい。
ピザはもちっとしていてセロリのシャキシャキとのコンビネーションが抜群でした。
タルトマニアな私のデザートはもちろん、フルーツタルト!
大人気のカフェですが、テーブルは広々とした店内にゆったりと配置されていて、店員さんもとても丁寧に接してくれるので、混んでる感がなくすごくリラックスできました。
そして、おなかいっぱいになった後は、奈良公園へ。
道の真ん中で自由にうんこしています。
鹿のつまさきは、うんこを踏まないように、とても細くできています(私の仮説ですが)。
東大寺。
今までベタな観光地のようなイメージしか持っていなかったのですが、私はこの大きな建物がとても好きになりました。
大仏がいるだけあって、天井もとても高いです(天井高い建物だいすき)。
暮れなずむ奈良公園。
つめの先のように細い月と金星がとってもきれいで思わず立ち止まりました。
そして若草山をダッシュで駆け上がり、ダッシュで下山。
寒かったからダッシュしました。アスリートの高地トレーニングの気分が少しだけ味わえました。
そして、奈良のセンター街的なエリアでばんごはんとコーヒーのはしご。
中心的なエリアのはずなのに、20時を過ぎたらほとんどのお店が閉まっていました。。。
滋賀でももうちょっと遅くまで開いているんだけどなぁ。
でも、きれいな昔ながらの日本の家が立ち並び、おしゃれなカフェや雑貨屋さんがちらほら目に入る町並みはとても素敵でした。
今度はお昼に来よう。
商店街にはせんとくんがいっぱいいました。
ほらっ。
でも、裏側から見ると・・・
あれっ、まんとくん・・・!?
この二人、ライバル関係だと思っていたけれど、意外となかよし・・・?
奈良を盛り上げようという共通の志が二人の距離を急速に縮めたのだろうか。
さらにはなーむくんという謎のキャラクターもいるそうで・・・。
奈良のキャラクター戦国時代の一端を垣間見た気がしました。
もう、こんなにいるのなら、せんとくん、まんとくんに続いておくとくんも作ってしまえばいいのに・・・。
と思い、帰りの電車で、新キャラクターおくとくん(架空)のあるべき姿、目指すべき方向性を考えていました。
せんとくんは大衆に迎合しない、パンキッシュなソウルと、バッシングをものともしない強い精神力が魅力のキャラクター。
「きらい、きらいと思っていたけど・・・、気づいたら私、あの人のことばっかり考えてる・・・」というふうに、
第一印象がよくない分ちょっとがんばっているだけですごくいい人に見え、知らず知らずのうちにみんなに愛されているという、オトクキャラ。
一方でまんとくんは、せんとくんとは違い、子供、かわいいもの好きの女子をはじめとした多くの人たちの心をひきつけるキャッチーで普遍的なかわいらしさを持ったキャラクター。
でもそんなかわいらしさが、媚びにも見えて、かわいい顔をして実はしたたかだなぁと思われる可能性もある、ちょっとかわいそうなキャラ。(万人に愛されそうなキャッチーなキャラの宿命ですね。)
相反する魅力を持ったせんとくん、まんとくん。。。となるとおくとくんはどういうポジションに立つことが求められているのだろう・・・(だれも求めてない)と考えているうちに寝てしまい、さっき1分でてきとうにおくとくんを考えました。
特にコンセプトはありません。
奈良の人は何にでも鹿を持ち出したがるようなので(滋賀におけるびわ湖みたいなものですね・・・)、角はいちおうつけてみました。
おくとくん・・・私が考えなくても全国に1万2千人はいるであろう、駄洒落好きの人たちのうちのだれかがすでに考えていそうです。
せんと、まんと、ときたら次はおくと!って、もうすでに200人ぐらいの人が考えていそうです。
おくとだけに、オクトパスだな!って、もうすでに150人ぐらいの人が考えていそうです。
その150人ぐらいの人たちと集まって飲み会をしたら、けっこうたのしそうだな~、って考えています。
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さっきワインの試飲をしすぎたので、今日の文章はテンションがおかしいかも・・・。
すみません。
試飲会場のおじちゃんに「ここのワインめっちゃおいしいですね!!」と言ったら次々注いでくれたのです。
おじちゃんありがとう。
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>SINさん
お久しぶりです・・・!!
リアルに吹き出していただけて大変光栄です!
そうなんですよー。しょうもない妄想をする能力だけは優れているようで・・・。
おー、関西マイナー3県を回られるのですね!さすがお目が高い。楽しんでくださいね☆
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キャラクタのセンスに脱帽。いやー、リアルに吹き出しましたわ。偶に立ち寄らせてもらってますが、素晴らしいセンスは健在のようで。
連休時に奈良、和歌山、滋賀を巡る予定なんで、奈良と滋賀の比較も意識して周ってみます。