イラストレーターamycco.のブログです。

チェコ・オーストリア・スロベニアの旅 ~ 6日目 バッハウ渓谷・ドナウ川クルーズ。

2009年8月1日。

ウィーンから電車で1時間半ぐらいのところにあるちいさな街、Melkへ。
ドナウ川クルーズをします。

************************************************

5時半起床。

ネットで電車の時刻などを調べる。
7時、朝ごはん。
ここのホステルは朝食付き。
IMG_8693.jpg
最近ずっとパスタやパンやチキンやポテトばっかりだったので、久しぶりにさわやかな食事にありつけた。
朝食付きってありがたいなぁー。

そして、またバスでOttakringへ。
電車に乗って、8時半頃Westbahnhof到着。Melk行きの切符を買う。
券売機には英語表記があってわかりやすい。
そして、5番ホームで電車を待つ。
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ホームには自転車の人がたくさん。
今から電車なのに、もうヘルメットをかぶっている。
”これは○○行きの電車ですか?”というドイツ語のフレーズを使ってみたくて、目が合ったマダムに聞いてみる。
通じた!ありがとう、マダム。

そして電車到着!
2nd class(エコノミー)に乗ったつもりが座席がとても広々していて心配になり、”Ist das der wargenklasse2?”と前の席のマダムに聞いてみる。
通じた!そして車両も合っているみたい。ホッ。

9:20 発車。車窓から見える景色は山が多い。
IMG_8742.jpg
ひまなので、日記を書いたり友達にハガキを描いたりして過ごす。
IMG_8728.jpg
***

11時 Melk着。思っていたより時間がかかって11時~のドナウ川クルーズには間に合わなそうなので、次の船がある13:50まで街を歩いてみることに。
こじんまりしていてとてもかわいい街。
IMG_8753.jpg
町の中心部にはオープンカフェがたくさんあって、ビールやコーヒーを飲む人たちでとてもにぎわっている。
IMG_8751.jpg
その通りを歩いていると、”KARL GUNDACKER”というお肉屋さんがあって、好きなハムやソーセージをパンに挟んでもらえるようだった。
karl.jpg
どうやって頼めばよいかわからず、おいしそうなのを注文していた人の後にすかさず「同じの下さい!!」と言って何とか買えた。

そのあと船着場へ行ってドナウ川クルーズのチケットを買う。
まだ1時間以上あるので誰もまっていない・・・。
時間を持て余し、再び街中へ戻る。
高台にある大きな修道院をちらっと見て再び街へ戻る。
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すると、ウェディングドレス姿の花嫁さんが、楽しそうにほうきで割れたグラスを掃除していた。
続いて花婿さんもちりとりでたのしそうに割れたグラスを片付けていた・・・。
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それから13:25頃船着場に戻ると、たくさんの人が並んでいた。
でも大きな船なので大丈夫。
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一人でクルーズに来ている人はほとんどいなくて少しさびしい。

スペイン人の家族と同じテーブルになった。
スペイン人のお父さんは、何度も私と川やお城の写真を撮ろうとしてくれるけど、すごく下手で、ほとんど私の顔しか写っていない。

途中で船内にいるのに飽きてデッキに出る。
とても混んでいてまぶしいけど風が気持ちいい!
IMG_8847.jpg
ドナウ川は、近くまで山が迫っている湖西(滋賀県西部)のような景色。
IMG_8848.jpg
***

15:30ごろKremsに着いてMelkへ引き返す。

往復する人は少ないらしく、Kremsからの帰りのデッキはとても空いていた。
4人席をひとりじめしてくつろいでいると、オッチャンが、「ここ、いいかな?」と話しかけてくる。
「どうぞ」と言うと、「全部で5人、しかも全部オッサンだけど・・・」とのこと。
オッチャンたちは、67~70歳で、オーストリアのグラーツから来たらしい。

5人では狭かったのか(なにしろ4人席・・・)、暑かったのか、途中でオッサンは3人に減った。(船内にいたみたい)
オッサンたちのおかげで帰りはとてもたのしかった!
IMG_8886.jpg
オッサンたちのドイツ語の話はほとんど聞き取れないのでとなりのオッサンが時々訳してくれる。
Spitzで降りるオッサンたちにさようならを言う。
手を合わせて”さようなら”と日本語で言うので、「それはいただきますのポーズですよ」と教えてあげる。

オッサンたちを見送って、私もMelk行きの船に乗り換える。
そのあとは1人になり、おとなしくMelkへ。

***

19時、Melk着。

アイスティーとプリングルスを売店で買い、19時20分の電車を待つ。
売店のオッチャン、とてもいい人だった。

新しく”これ、いくらですか?(Was kostet das?)”を習得。
そして電車に乗って、20:50 ウィーン・Westbahnhof着。
駅構内の、”Mr.Lee”という中国人ぽい人がやっている店で寿司をテイクアウトする。

21時半に宿に戻って、食堂でさっき買ったお寿司を食べる。
にぎり×3、かっぱ巻き×3の少なさで600円という驚きの価格だけど、ちゃんと日本のと同じお米が使われていてホッとする味だった。
IMG_8915.jpg
部屋に戻ると、昨日のドイツ語を話す2人はチェックアウトしていて韓国人の女の子(アーヨン)が来ていた。
「私、ちょっとだけ韓国語わかります。妹が勉強してたんです」って韓国語で言うと、韓国語で何か言ってくれたけどわからなかった。

話せて相手に通じるけど返事が聞き取れないっていう、このパターン多いな・・・。
妹にメールで問い合わせ、”チャラシネヨー(お上手ねー)”だと判明。
乾燥していて日差しが強いせいか、肌がカサカサになる。
乾燥対策のパックとか持ってきたら良かったかも。

☆今日のまとめ☆
ドナウ川クルーズは、日本からわざわざ行くほど面白くはない。
しかし、船上で陽気なオッサンたちに出会えた場合はこの限りではない。

— 7日目 ウィーン美術館めぐりに続く。 —
→ 「チェコ・オーストリア・スロベニアの旅」をはじめから読む方はこちら

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