ジャズ界の巨匠、ピアニストのハンク・ジョーンズ氏が亡くなったそうです。
↓ここで過去の演奏やインタビューが聴けます。
Legendary Jazz Pianist Hank Jones Dies At 91
Remembering Hank Jones, ‘The Dean Of Jazz Pianists’
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過去に2回、2006年のTOKYO JAZZと、ハンク氏88歳のときの「渡辺貞夫とTHE GREAT JAZZ TRIOのクリスマスコンサート」で素敵な演奏を聴かせてもらいました。
TOKYO JAZZで、それまで全然好きじゃなかったJAZZスタンダードナンバーの”AUTUMN LEAVES”を、うれしくなるくらい軽やかに聴かせてくれて、この曲がすっかり好きになったのがきっかけで、色々CDも聴くようになりました。
クリスマスコンサートのときは、体調不良で代理のピアニストをたてていたのに、どうしてもと途中で楽屋から出てきて4曲プラスアンコールまで聴かせてくれました。
体調が悪いのに無理して日本まで来て、お茶目におどけてみせてくれる場面まであって、本当に素敵でした。
今いちばん好きなのは、渡辺貞夫さんと演奏している”I’m concentrate on you”かなー。
この曲もとても軽やかでリズミカルで、恋する喜びにあふれている感じですごくいいです(シブいオジサマたちが演奏しているっていうのがまた素敵!)。
一昨日、91歳で亡くなったようですが、悲しいというよりは、生涯(しかも90代まで!)現役のJAZZマンで居続けた彼に、心から拍手を送りたい気持ちでいっぱいです。
彼の演奏や、晩年のインタビューを聴いていると、「死んだ」というよりは「91年生きた」という表現がしっくりくる感じがします。
ハンク氏に、心より尊敬の意を表します。
同じ時代に生きることができて、よかったです。
私も、生涯現役のお茶目さん目指してがんばりまっす!
Thank you!!!
↓このアルバム、超名曲ぞろいでおすすめです☆
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