5月27日。
スルジ山から下山後は、アドリア海で水泳です。
まるでトライアスロンのような一日・・・。(自転車は乗ってないケド)
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山から戻ると、いったん宿に帰り、着替えてから旧市街の東側にあるバニェ・ビーチへ。
時間はすでに17時だけど、まだまだ日が高くて水泳日和!!
登山で首が真っ赤に焼けてしまったので、今度は念入りに日焼け止めを塗る。
ビーチでは観光客がのんびりくつろいでいたり、地元の少年たちが本気でクロールの競争をしていたりとにぎやか。
でも、まだ5月だからか、日本の真夏のビーチのような混雑はなく、のびのび泳げる。
水はちょっと冷ため。でもすぐに慣れる。
海に浮かんで、ぼーっと空を見上げるのがとても気持ちよかった。海の水は透き通っていて、魚が泳いでいた。
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その後ビーチで休んでいると、チョコレート並みに美しく日焼けをした茶色いオッチャンが、「どこから来たの?」と聞いてくる。
すぐそばにいた、地元の人たちグループの一人のようだ。
「日本です」と言うと、「やっぱりー。向こうで、そうじゃないかなーって話していたんだョ」とオッチャン。
そしてマリンコという地元の若い男子が加わって4人で話す。
そのうち茶色いオッチャンは帰り、地元グループもそのうちいなくなり、なぜかマリンコだけが残っていた。
ビーチのすぐ前に見える”ロクルム島”までは泳げるのか聞いてみたら、「うーん、僕は泳いだことないけど・・・」とのこと。地元の人は、たくましく島まで泳いでいるのかと思ったョ・・・。
そしてしばらくして、「じゃあ帰りまーす!」と去ろうとすると、「今、靴を履くからちょっと待って・・・!」というマリンコ。
どうやら一緒に来るつもりらしい。
私たちが明日出発してしまうので、それまでにドブロヴニクを案内したいんだって。
そして、港のほうをぐるりと案内してもらう。
その間にマリンコは「I love Dubrovnik.」と5回ぐらい言っていた。この街がすごく好きなんだなぁ。
地元の人たちはみんな友達みたいで、会う人会う人に「アディーオ!」と挨拶して、その度に「あれは友達の○○だよ」と教えてくれた。
ここでの暮らしが日常だっていうのは、どんな感じなんだろうなぁー。
↓19時48分。夕暮れ!
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そのあと、マリンコがよく行くという、ピレ門近くの教会”フランシスコ会修道院”に連れて行ってもらう。
こっちで教会に行くのは初めてで、天井の高さや美しい絵画、おごそかな雰囲気に圧倒されてしまう。
なんだか心が浄化されたようなキモチになった・・・。
そして、マリンコにお礼を言って別れ、いったん宿に帰って着替え。
ちょっと休んで晩ごはんに出かけることに。
今日はよく運動したから、がっつり肉料理がいいかしら。
そして、エディのおすすめでもあり、そのへんにあったフリーペーパーにも載っていたボスニア料理の”Taj Mahal”へ向かう。
ボスニア料理ってどんなんかな・・・と外でメニューを見ていると、通りかかったカップルに「そこいいよ!行ってみて!」と言われて入ってみる。
注文したのは”Taj Mahal”Plate、Cevapi、Hurmasire。
お店のお姉さんが「Hurmasireは甘いヨ」と言うので「Cevapiのあとに持って来て下さい」と頼んだけれど、お姉さんは忘れてしまったようで、すっかり仕事が終わったと思って他のスタッフと座って談笑している。
「忘れてるのかなァ・・・」と思っていたらお姉さんは突然思い出したように「オゥ!」と言って、すごい勢いでデザートのHurmasireの用意を始めた。あんまり必死なので、面白くて笑ってしまったョ・・・。
そしてやって来たHurmasire・・・。
ふやかした甘~いちんすこうに、さらにシロップをかけたようなデザートだった・・・。
確かに甘い!甘すぎて苦しい・・・。のどかわく・・・。
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そんなゆかいな”Taj Mahal”を後にして、旧市街を歩いていると、すてきなJazzの生演奏が聞こえてくる。近くのオープンカフェからだった。
近くの階段に腰をおろして、しばらく鑑賞させてもらう。
そしてゆうちこが、音楽を聴きながら目の前のライトアップされた景色を撮っていると・・・
デジカメのモニターの中に突然、ポーズを決める男子2人組が現れる。
それを見て笑うと、「どこから来たの?」と聞かれる。
「日本です」と言うと、「こんにちはー、おなまえは?」と上手な日本語が返ってきた。
その2人のうちのマッチョなほうが(名前忘れた・・・スミマセン)、もう1人のことを
「彼の名前はバルド。日本名は”コミ・サコマコ”っていうんだ」と紹介してくれた。
その、”コミ・サコマコ”というなんとなく日本語っぽいけど人名としてはちょっぴりおかしな響きがおもしろくて笑いすぎてしまい、あいさつだけのつもりがちょっと盛り上がってしまう。
マッチョな彼は、自分はミルコ・クロコップのいとこで、ミルコからトレーニングも受けてるんだ~、と言う。ホンマかしら。
年齢を聞かれたので、2人にも聞くと、「いくつに見える?」と聞いてくる。女子かいな・・・。
「17歳ぐらい?」と言うと、「Seventeen~?!」とゲラゲラ笑って、「コミ・サコマコは14歳、僕は12歳で幼稚園に通っているんだ」とマッチョくん。
実際は22歳と24歳らしい。
マリンコを知ってる?と聞くと、2人で声を合わせて「I Don’t know~!」と言う。絶対知ってるやろ・・・!
あぁ、長くて楽しい1日だったなぁ。
— ドブロブニク最終日に続く —
→ 「クロアチア・ベルギーの旅」をはじめから読む方はこちら。
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みんなフレンドリーだなぁ◎
アドリア海もこんなに綺麗なのか。
ええなー
生演奏の聴こえてくる通りもむちゃ街並みが整ってるなぁ。
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>よしひろさん
そうそう◎ここの人たちは本当にフレンドリーだったー。
人見知りの私でもたのしくしゃべれたよ。
街も海もきれいで、本当におすすめです☆
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>よしひろさん
そうそう◎ここの人たちは本当にフレンドリーだったー。
人見知りの私でもたのしくしゃべれたよ。
街も海もきれいで、本当におすすめです☆
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わあ、素敵、どぶろぶにぐ!
海がきれいだと人の心もキレイになるんだか~。
いつか行ってみたいよ、アドリア海◎
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>あやちゃん
ぜひぜひ、行ってみてほしいなー!!
人の良さ、フレンドリーは、写真では伝わらないものだから。肌で感じてほしい!
景色がきれいだと、心もきれいになるよね。私も滋賀に住んで、ちょっとだけきれいになった。笑
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みんなフレンドリーだなぁ◎
アドリア海もこんなに綺麗なのか。
ええなー
生演奏の聴こえてくる通りもむちゃ街並みが整ってるなぁ。