茨木にある一軒家ギャラリー”la galerie”に、イラストレーター玉村ヘビオさんの落語をテーマにした個展「噺」と、
桂しん吉さんの落語会を見に行ってきました。
落語って今までラジオで流れてくるのを聴いたりはしていましたが、
生で目の前で見るのは初めて!
(しかも張り切って最前列で・・・)
演目は「道具屋」と「雨乞い源兵衛」。
普通に映画だったり天気だったりの身の回りの話から始めてみんなを引き込んで、そこから一気に演目へと入って行く見事な導入の仕方にいきなり感動。
セットや小道具もないのに様子がイメージできてしまう不思議な臨場感はちょっとクセになりそうです。
一人芝居でも、コントでも、ちょっとした衣装や小道具は使うと思うんだけど、
そういうの何もなしに、持っている扇子をあらゆるものに見立てちゃうんですよねぇ。
しん吉さんが巻いてある掛け軸をくるくるっと広げる仕草をすると、本当にそこに掛け軸が見えるようでした。
こういうのってラジオ落語では味わえないもんなぁー。
実際には何も用意されていないのに想像をかき立てられるところは小説のようでもあり、
ドラマより小説が好きな人には向いているお笑いかも知れません。
いっぱい笑ってすごくいい時間でした。