京都市美術館で開催中の竹内栖鳳展に行ってきました。
父に誘われて行ったのですが、もふもふの動物がたくさん見れて大満足。
ですが個人的に1番興奮したのは、入って最初にあった絵が文鳥の絵だったことです。
写生帖に描かれた16歳ぐらいのときのスケッチで、小さいのですがとても丁寧に描かれています。
文鳥の日本画もあったらもっとうれしかったのだけど。笑
スズメの絵はたくさん見ることができました。
70代ぐらいになってくると絵のタッチが変わり、ラフというかシンプルになって来て、説明には少ない線で本質を描けるようになっていったのです・・・的なことが描いていたのですが、父は「そりゃそうやで、年とったら細かいのしんどいもん!」って言ってました。笑
きっとそれも正解かも・・・。
ポスターにもなっている班猫は11月中旬からの展示なので、また行けたらいいなぁ。
日本画始めたくなってしまいました。
もし日本画を始めるとしたら生涯文鳥だけを描き続けるんだ・・・。
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その後は関西イラストレーターの皆さんと、竹笹堂の木版画体験へ。
図案を木の板にうつしとるところからスタート。
サンプルの図案がたくさん用意されていたのですが、チャレンジャーな部員たち、全員オリジナル図案に挑戦です。
ここまでは至って順調。
自分の腕を過信して、2羽も文鳥を描いちゃう私。
参加者の半分が鳥の絵を描いていたので、「文鳥愛好会の皆さんですか?」と言われてしまいました。
ペットを飼っている人のうち鳥を飼っているのはたったの5%といわれている現代において驚きの愛鳥家率です。
そのあとは彫刻刀の使い方を教えてもらいながら、おそるおそる彫って行きます。
このころから図案を細かくしすぎたことが仇となり始め・・・
「ぎゃー、目がちぎれた・・・!」(アロンアルファでくっつけて事なきを得ました。)
かなり集中して彫ったのですが、1羽ぎりぎり彫り終えたところでタイムアップ。
刷りに挑戦です。
脚の彫りが甘過ぎた感は否めないけど、1枚目にしては上出来かな・・・
と思ったものの、刷るのもなかなか難しくて、失敗が続出してしまいました。(1羽大惨事)
なにごとも練習あるのみだと痛感・・・\(^o^)/
木版画でも1人1人作風が違って新鮮でした。
なかなか難しかったですが、みんなでわいわい(時にもくもく)木版画を習うのは、とても楽しかったです!