ドアやフローリングの素材や、間取りにまでこだわった理想のお家を見るのも好きだけど、
今いちばん気になるのは、そんなに広くも豪華でもない賃貸マンションでおしゃれに暮らしている人のインテリア。
素敵だけど、がんばれば自分もできるかも、というぐらいが一番刺激になるらしい・・・。
それでいて、なんとなく絵になって、何回見ても楽しいというインテリア雑誌が大好きです。
住んでいるのはごくごく普通の物件だけど、家具や小物のセンスが素敵だったり、
ファブリックの色合わせが絶妙だったりするのを見ているとホントにワクワクします。
条件や制限がある中でそれを最大限に活かすアイデアを見るのってとても楽しいし、
デザインの仕事とかにも通じるものがあるかもしれません。
お料理にも通じるなぁ!最高の素材があればそれに越したことはないけれど、
冷蔵庫にあるありきたりな食材でおいしいものをつくれるとうれしい、みたいな・・・。
最近面白かったのは、新創刊の『MAISHA』(幻冬舎)。
イマジネーションをかき立てられるようなきれいな写真がいっぱいで写真集的にも楽しめるし、
レイアウトや細かい部分のあしらいも素敵です。
表紙もかわいくって、部屋に何気なく置いておいてもいい感じ(これ大事)。
そして、去年購入して、何回も読んだのが『ふたり暮らしSTYLE』(主婦と生活社)。
私にとってはよりリアルで身近で、それでいてセンスのいい二人暮らしのインテリア。
豪華ではなく、でも安っぽくもなく、心地良さそうな絶妙な感じの暮らしが載っています。
載っている人たちの家の間取りがうちと近いので
これぐらい狭くてもダイニングテーブル置けるんだなぁ~とか、何かと参考になるし、
(最後の方の「家計簿を覗き見!」なんて特集もときどき参考にしていたり・・・)
二人の生活の様子が想像できるような、呼吸が感じられる写真もいっぱいで、楽しいです。
もしかしたらもう20回ぐらい読んでいるかも・・・。
次号出ないかなぁ。
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雑誌の売り上げが年々減っていると言われているけれど、
面白い雑誌は何回読んでも面白い。
電子書籍にも全く反対ではないし
(電子辞書とか、ほんとあってよかったって思うし、たとえば教材系はどこでもパパッと復習できるように電子版がいいかもしれない)
ipadもiphoneも活用しているけど、やっぱり雑誌にはがんばってほしいです。
付録を付けるから買ってね、って言う感じではなくて
(付録は質がそれなりのものが多くて結局使わないのでいりませんね・・・)
中身を見て、何回も読みたいから買おうと思える雑誌があることはとってもうれしいし、
これからもっと増えて行くといいなぁと思います。
雑誌は、わくわくする、本としての愛着がわく、イマジネーションをかき立てるものであってほしい!
あと、やっぱりビジュアルでみせるものに関してはまだまだ紙の本がいい気がする。
単なる情報は、ネットで気軽にスピーディーに得られるからこそ、
ゆっくり何度でも、パラパラめくって浸れる至福のときを雑誌には提供し続けて行ってほしいなぁ。
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