アンジェラ・アキ”浪花のMY KEYS”

アンジェラ・アキのライブに1年半ぶりに行って来ました。
98年のJUDY AND MARYライブ以来、まるまる10年ぶりの大阪城ホールです。
アンジェラのライブは相変わらず、たのしい！
彼女はエンターテイナーだなぁー。
心底楽しんでほしい、と思っているのが伝わってくるし、本当に楽しませてもらいました。
前回「HOME」で感極まって泣いてしまったけれど、今回は泣きませんでした。
私が今、”ホーム”にいるからだろうなぁ。
同じ歌でもそのときの気持ちや状況で、まったく響き方が違うんだなぁ。
いい歌には変わりがないのに、フシギです。
会場に集まった1万4000人で、アンジェラの新曲であり、中学生の合唱の課題曲でもある「手紙 ～拝啓 十五の君へ」を合唱しました。
あー、合唱っていいなぁ。
歌詞の中にある「人生の全てに意味があるから　恐れずにあなたの夢を育てて」っていう言葉も、アンジェラに言われるととっても説得力がある気がします。遅咲きバンザイ！
全てに意味があるなんて言われても今までは気休めとしか思えなかったけれど、最近は、あぁー、あれにもこれにも意味があったのかなー、とやっと思えるようになって来ました。
いいことだなー。そう思わせてくれている、現状や周りの人に感謝です。
アンジェラを見ていたら、決して遅咲きではなく、しかるべきタイミングで世に出てこれたんじゃないかなぁーって思います。
そもそも遅咲き・早咲きって、一般的な世間のものさしとの比較でしかないものなー。
人にはそれぞれタイミングがあるもの。
花が、それぞれに合った季節に咲き、果物が、小さな芽を出してから何年もの時を経て、それぞれにふさわしい季節に実るように。
周りと比べて出遅れているとしか思えない時期があっても、なかなか目標に近づけなくて遠回りしているとしか思えないときがあっても、その時期が自分をつくってくれたのだなぁとしみじみ思える日が来るはず、と、思うし最近はそういうふうに実感もできるようになって来ました。
そんな私は、妹と、「こどもおばチャン合唱団」という合唱団をつくりました。
こどもおばチャン合唱団、略してkoc（kodomo obachan chorus）は、ブランドばかりが一人歩きしているが合唱団としての実体はほとんどない、という感じを目指しています。
合唱をするというよりも・・・楽譜をはさむホルダーや、発表会で着るためのメンバー用Tシャツなどをつくって楽しみます。
でもたまにうたうよ。私はソプラノがやりたいな！
今は「さよなら友よ」を練習しています。
♪ここーろをーうつしー（うつし）てーそーらーのーいーろー。
途中で笑ってしまってなかなか最後まで歌えないのが悩みです・・・。