この間、久しぶりに清水寺に行ってきました。
最後に行ったのが中学生のときだから、もう15年ぶり。。とかでしょうか。
中学のときはよく遠足でお寺に行かされたけど、ぜんぜん興味がなくて、残念ながら当時の記憶がほとんどありません。
なので、今回足を踏み入れた清水寺は、まるで初めてのような新鮮さ・・・。
清水寺からは京都の街が見渡せます。
ちょうどいい場所に京都タワー!
今回のお目当ては、随求堂 胎内めぐり。
真っ暗闇の中、手すり代わりの大きな木製の数珠だけを頼りにお堂の地下の真っ暗な空間(大随求菩薩の胎内)を進みます。
本当に真っ暗で、すぐ前を歩いている人の姿も、自分の手も何も見えません。
目を開けていても閉じていても同じぐらいの真っ暗闇は、普通に生活していると体験することがほとんどないのでなんだか新鮮です。
そして胎内は真夏なのにひんやりしていて気持ちいいです。
しばらく歩いていると、そこだけ光に照らされた、梵字の刻まれた丸い石があります。
その石をなでながらお願いごとをして、また真っ暗闇の中を歩いて出口へと向かいます。
時間はほんの10分ほどだったんですが、とても面白かったです。
色や光が溢れている毎日の中で気が散ってしまったときには、目を閉じるためにまた行きたいと思います。
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光の中に戻ったら、境内をのんびり歩いてまわります。
広大な敷地に青々とした緑がすがすがしい。
秋もキレイだろうなぁ。
きれい!
「日本、いいなぁ!」って何回言ったことか。
土地が狭いとか、なかなかゆっくりバカンスできないとか、暮らすには色々きゅうくつなこともあるけれど、
やっぱり日本はいいです。
こんな風に、自然と建物が調和してしみじみ落ち着いた気持ちを味わえるのは日本ならでは。
せっかく他にはない魅力を持っているのだから、ヨーロッパみたいにもっと古い建物を活かした町づくりがされると良いのになぁと思うけれど、やっぱり石造りの建物と木造建築では耐久性とか、いろいろ違って難しいのかなぁ。
清水寺には外国からもたくさんの人が来ていたので、それに混じってすっかり旅行気分を味わってました。
私が外国人だったら、絶対日本に旅行で来たいって思うな・・・!
身近にこんな素敵なところがあってとても幸せです。
世界中の人が飛行機や電車を乗り継いで見に来る場所に、ふらりと(その気になれば自転車ででも)行けるのは贅沢なことだなぁ。
中学のときは全く気付いていなかったけど。大人になってよかった。
色んなところに行ってみて、ずっと近くにあったはずのこの場所の魅力にあらためて気付けてよかった。
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帰りに清水寺近くのお店で食べた白桃のかき氷。
桃の味がとってもジューシーでおいしかったです。
しかもソフトクリーム付き!
あんまり氷系好きじゃない私でもかき氷を食べたくなってしまうぐらい、今年の夏は暑いです・・・。