もう10日以上たちましたが、8月6日に義母が肝臓癌で亡くなりました。
4年半ぐらい前に実母も癌で亡くしているので、
この数年の間になんで2回もこんなことが・・・っていう気持ちもあったし、
義母に出会って、またまたお母さんと呼べる人ができたのがうれしくて、
しかも優しくてかわいくて楽しくて大好きだったけど、またいなくなってしまいました。
病気がわかったときはショックながらも手術がなんとかできるということで
少しは希望もありましたが、すぐに再発、転移がわかったときはあまりにすぐで、
とてもショックで現実が受け止められない気持ちでいっぱいでした。
実母にしてあげられなかったことや、あのころ希望を持っていたばかりに
貴重な残りの時間に無理につらい治療をさせてしまった後悔などがあって、
(義母の場合)効く可能性が少なく副作用もある抗がん剤治療に反対したり、
でも最終的に決めるのは私ではないので
強くは言えなかったり、とても葛藤の多い日々でした。
症状が進行してからは、実母のときを振り返って今後の経過が想像できてしまって
もう何も無理せず、楽になるべくしたいことをして過ごしてほしいという気持ちが強くなり、
最後まで奇跡を信じて希望を持とうとしている家族を見ているだけでもしんどかった。(そしてその気持ちもわかる・・・)
そのころから覚悟していたので今はそんなにショックもなく落ち着いていますが、
ただただ残念でたまりません。
みんなに愛されている人だったし、一緒にいて楽しかったし、もっともっと話したいことがあったのに。
素直でピュアな子供の育て方も教わりたかったなぁ。
毎日一緒に通院したり、入院中お見舞いに通っていたときは、
まだ新婚なのにとか自分の仕事も今がんばらないといけないのにできないという焦りもあってしんどかったけど、
亡くなった今は一緒にがんばれてよかったなって思います。
入院中でも「文鳥ちゃんゆっくり遊んでもらえなくてストレスたまってないかな」と文鳥の心配までしてくれたり、
まだ色々話せた頃は通院の車の中でも2人冗談を言って盛り上がったり
ときどきポロッと本音を話してくれたり、
お義母さんの明るさと気配りと優しさに、私は本当に救われました。
お義母さんがいてくれて、いつも私の気持ちを理解してくれていたおかげで、
義実家にもすんなりなじめて楽しく過ごせてたのに、
これからとっても心細いです。
でも、短い間だったけど、出会えて、仲良くしてくれて、
あきぴょんと弟たちを優しくまっすぐな青年に育ててくれて、ありがとうって言いたいです。
どうか、ゆっくり休んでください。本当にありがとう。